turismoelpedroso.com | 17,457円 ★れ 教育随想 / 一柳満喜子 / 近江兄弟社学園 同窓会 ヴォーリズ学園
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目次=写真2枚目以降
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この他にも小説、思想書、人文書、エンタメ、SF、ミステリ、古雑誌など出品しております。 2021.03
【著者紹介】
一柳 満喜子(1884年3月18日 - 1969年9月7日)はキリスト教教育者。近江兄弟社で知られるウィリアム・メレル・ヴォーリズの妻で、近江兄弟社学園の学園長を務めた。
兵庫県加東郡小野町の元播磨小野藩主、維新後は貴族院議員となった一柳末徳子爵の三女として誕生。神戸女学院音楽部卒。その後アリス・ベーコンの教育実践活動に参加した。留学中の1910年、ブリン・マー長老教会で洗礼を受けた。
満喜子が通った築地のミッション系の櫻井女学校(現・女子学院)幼稚園の矢嶋楫子や宣教師たちの影響もあり日本で最初に洗礼を受けた四人の華族婦人の一人。栄子は矢嶋楫子が日本基督教婦人矯風会が太政官に「一夫一婦制」を訴えた運動に同道するなどの活動をした。父・末徳は上京して慶應義塾に学び、そこでジェームス・カーティス・ヘボンやフルベッキらから西洋事情だけでなくキリスト教にも関心を抱いた。
1919年、次兄・広岡恵三の自宅設計に設計者として招かれていた建築家ヴォーリズと運命的な出会いがあり、広岡浅子の後押しもあって結婚。またヴォーリズと共に海外の宣教団体との交流をした。戦後米国の女流作家グレース・ニース・フレッチャーが満喜子に取材して書き下ろした『Bridge of Love』は米国でも広く読まれた。また昭和天皇の依頼により親王たちの家庭教師として招かれたエリザベス・ヴァイニング夫人とも交流があった。
彼女が地元の未就学児童を対象として始めた「プレイ・グラウンド」は「清友園幼稚園」となり、今日の近江兄弟社学園へと発展。欧米の各種教育理論を研究し、そこから独自の教育実践理論を展開、「神中心の信仰による自己統制力のある人間の育成」を目指した。
1969年ヴォーリズの死から5年後に死去。二人は共に同市北之庄町の恒春園に葬られた。夫婦の間に子供はなかった。
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