turismoelpedroso.com | 48,195円引き 国産９０年代ルシアーもの！M.maker フルアコ　小坂たけし／辻四郎ブランド

M.MakerのMK-150です。チャキを有名にしたルシアーでもある辻四郎氏が興したブランドのアーチトップですが、その辻氏に師事した小坂たけし氏が製作したギターです。小坂氏は辻氏の元で修行した後に、チャキ在籍を経て現在は京都で様々な弦楽器を製作されてます。師匠として辻氏曰く、「小坂の作るものに変なものはない」と語っており、小坂弦楽器工房として独立した直後の数年間、辻氏からの信頼と要請でＭＫシリーズ製作を請け負っていたようです。
９０年代の国内製ルシアー製作アーチトップで、巷で良く見かける１００番手（合板ポリ塗装）と違い、この１５０番手は上位機種で、単板削り出しラッカー塗装、ハカランダ指板です。
擦り傷、引っ掻き傷、凹みなどございますが、３０年程前のギターとしては良品だと思います。多少のフレット減りはありますが大きな凹みもありません。ネックは真っ直ぐです。
最大の特徴としてDe Armondのフローティングピックアップのリズムチーフが取り付けされています。 このピックアップは現行の辻四郎氏の百万円クラスのギターにも装備されており、ブランドマッチ的にも良い選択だと思います。
その他にも部品交換や改造が加えられてるようです。①ペグがギブソン製に交換されています。②テールピースがジグザグタイプに変えられてます（元パーツ同封）③トラスロッドカバーが変えられてます（元パーツ同封）④サウンドホールからオレンジドロップが 見え、恐らくポッドも高品位パーツと思われます⑤ピックガードが幾重にも改造されており、多分オリジナルでは無いです。
辻四郎氏のＳＴシリーズと比べるとこちらの方が、サンバーストが暗くて渋いです。ナット幅も狭い印象のＳＴより広く、約４３ｍｍで弾き易いです。見た目はギブソンのL-7Cの様な感じです。ピックガードのネジを付け直した跡のネジ穴があります。頑丈なホスコ製セミハードケースが付属しております。

やはりジャズやブルースに良く合います。経年変化によって更に音色が育っていると思います。

最近はこの手の同時期＆同価格帯のフルアコが異常に高騰しております。このギターはオリジナルに比べれば改造点は色々ありますが、理に適った改善点と捉えて頂ければ、よりお買い得なフルアコだとご理解頂ける事と思います。

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